人間劇場とは

反常識的なもの、よけいなもの、風変わりなもの、猥雑なものへの賛歌

ようこそ、人間劇場へ。

当サイトが扱う主題は、ずばり「人間」です。

とはいっても、このサイトのコンテンツには、立派な人の話、健全な人の話、格調高い批評、あるいは美しい動画や画像はあまり出てきません。

というわけで、ご自分を「正しく真っ当な人間」だと思われている方にとっては、不愉快千万なテキストや動画、画像だらけなのかもしれません。

ご容赦ください。

私どものコンセプトは、人間の弱さや愚かしさ、劣情や奇妙なものへの偏愛といったものへの全肯定であり、とりわけエロいものには力を入れたいと思います。

カトリックでは人間の七つの罪、すなわち「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」を固く戒めていますが、そんな戒めは『人間劇場』にとって「屁のツッパリ」にもなりません。あっ、品のない表現で申し訳ありません。

当サイトにたどり着かれたのも何かのご縁、ともあれ一度覗いてみてください。

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人間劇場
暗闇の世界

第8回:加工場にて

 

加工場の掃除は一切しない。家畜として生活する事を誓った私には排泄さえその場で垂れ流している。

足の踏み場もないほどに汚れが蔓延してきたので、飼い主様は土足で出入りされます。

私は土足で顔を踏みつけられる事に異常に興奮するようになってきました。まさに家畜以下です。

監禁が終わったらいつも肉や野菜、魚介類とバランス良く贅沢な食事をします。栄養バランスの為に。

そしてすぐ次の監禁期間に入ります。贅沢な食事は私の体内で姿を変え、この部屋の床に排泄されてゆくだけです。

後ろ手に手枷と足枷を付けられ、首輪でつながれ自由を奪われて過ごす長い時間……。

暦はどんどん過ぎていっているのに、私の時間は止まったままです。

 

こんな生活を続けていていいのだろうか? こんな生活がやめられるの? あなたに……。

やめられる訳がないのです。それは全て実は自分が望んでいる事なのだから。

飼い主様に「されている」ような事を言っていても、実はそれを何よりも楽しみにしているくせに……。そしてまだ物足りなさを感じて、次の段階に進もうと考えているくせに……。ウソつき。

 

肩の調子も良くなり、また加工場での調教を再開しました。

いつも2人はあまり話をしません。調教の中の展開で体を通じて話しているという感じでしたが、今回は少し今後について話をしました。

飼い主様は今回の怪我の事もあり、今後は少しエスカレートしてきた内容をソフトに戻して行こうかとおっしゃいましたが、私は反対しました。

確かに肩への過度の負担は今後も気をつけないといけないので、吊りの時の縄の取りまわしは注意して欲しいけれど、それ以外ではまだまだ責めの方法を厳しくして欲しいとお願いしました。今までも色々な責めを受けてきたけれど、自分で私にはまだ余裕があると感じるのです。

 

もっと本当に余裕のない極限を見てみたい……。そこで今回お願いした調教はシンプルですが監禁系です。

今までの監禁は数時間というところだったので、今回は一日という長さを選択しました。そして、その間の食事はペットフードを使い、決して人間用の食べ物は一切使わない事にしました。一日という長時間の監禁は初めてなので今回拘束は軽めに、間隔が10cmくらいある足枷と手枷(前側)で実施しました。首輪の鎖は台所の蛇口に固定、その他の拘束用品も全て、自力で取り外しできないように南京錠をつけてもらいました。

飼い主様の仕事の休みの日を利用して、数時間毎に様子をみてもらいながら、無事一日の監禁が成功しました。

垂れ流しのまま首輪でつながれ、犬のエサを時々頬張りながら過ごす時間は、私の思考を未知の彼方に引き込んでいきました。本物の飼い犬は毎日こんな風に暮らしているんだ……。なんて考えていました。

私も徐々に時間を増やして、一週間のうち半分くらいは、いや、ほとんどをこの監禁状態で過ごしてみたいと思いました。次回は手枷が後ろ手でもいいと思います。時間は二日間。フフフ……。

 

飾りっけのない室内に観葉樹でも置こうという事になり、大きな鉢と土とジョウロを買ってきました。

私は全身のピアスに重りや飾りを付けられ、直立で後ろ手にされ縛り上げられ、その鉢の中に立たされました。

足元は土で埋められ「観葉樹」は出来あがりました。体全体に洗濯バサミを少しずつ付けていき、観葉樹はその痛みに耐えながら体のバランスをとって立っているのに精一杯でした。全てのセッティングが終わった観葉樹には黄色い水がジョウロで頭からかけられて、鑑賞用として放置されました。

 

加工場と今までのマンションとの決定的な違いは、「監禁」プレイに最も表れます。加工場には食べ物も服も一切置いていません。純粋に調教だけのスペースです。つまり、私は放置監禁されたら逃げ場はないという事です。

唯一の脱出の方法は、その惨めな格好のまま外へ出て助けを求める事だけです。それだけシビアな環境なのです。

長時間のきつい拘束は一つ間違うと危険なので手枷と足枷程度の軽い拘束でまる一日放置されます。軽いと言っても長時間にわたる拘束はかなりハードです。空腹も手伝ってボーっとしてしまいます。でもそうされている自分が何か特別な存在であるかのような気がして、言いようのない満足感を感じてしまうのです。

マンションという環境には色々な制約がつきまとうものです。音・臭い・出入り……。

本当に非日常生活を実践して行くには、もっと制約の少ない環境を手に入れるしかないのです。

 

長くいろんな場所を当たってきましたが、ようやく偶然にも条件のいい物件が見つかり、私の「小屋」は一部引越しをしました。今のマンションにはパソコンや生活雑貨は残したままです。今回見つけたアパートにはSMに関する物だけを集めて、完全な異空間を作る事を意識しています。

とりあえず、床には新聞紙を厚めに敷き詰め、壁には縄や器具が掛けられるようにフックを沢山付け、窓には厚手のカーテンをしました。

このアパートには「加工場」という名前がぴったり来るような気がします。私を「物」とたとえるなら、その「物」に各種の加工や処理を施す場所になる訳ですので……。

「加工場」という人間味のない響きが一層私を狂気に誘い出してくれるのです。

このアパートには日常生活に必要なものは置いていないので、ここで暮らす事はできません。私はカレンダーに書かれた加工場へ行く日の予定を見ながら、これから続いてゆく「加工」を受け入れられる精神状態をゆっくりと作っていくのです。

 

犬小屋を使う以上、牝犬に徹する為に二足歩行を強制的に妨害してもらい、いつも四つん這いでいられる仕組みを使うことにしました。結構簡単に出来るんです。ウエストにベルトを巻き、足首に左右それぞれ足枷を付けます。右の足枷とベルトの右側を、四つん這いの状態になって棒でつなぎます。同じく左側もします。

そのまま後ろ手に縛られると、顔を床につけ、お尻を突き出した格好しかできなくなります。

その状態で首輪をし、首輪の紐を膝のところで縛ります。もう姿勢を崩す事は出来なくなります。この姿勢はかなり苦しい。しかも惨めです。

この姿勢を逃れるには体を横にするか、仰向けになるとかなり楽になります。これを防止する為に体の側面にタバコの空き箱などを貼りつけておきます。

もしも私が楽をする為に体を横にしたなら、この箱はつぶれて飼い主様にバレてしまいます。

私はただひたすら惨めな格好のまま、飼い主様のパチンコが1分でも早く終わってくれる事を祈りながら何時間もの時間を過ごすのです。

 

 

 

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