それほど頻繁ではないが、A夫妻に呼んでもらっています。先日はいつもの駅前で夕方頃に待ち合わせました。迎えに来ていただいた車に奥様の姿がみえないので聞いてみると、お仕置きで部屋に閉じ込めて来たとおっしゃっていました。
奥様抜きで会う事に少し後ろめたさを感じながらも、助手席に座り、約束通りにコートの下には縄以外身に付けていない事を確認されながら、車はレストランに向かいました。食事を終え、ドライブがてら公園などを回りながら露出調教を受け、気が付けば深夜になっていました。
「さあ今日の仕上げに行こうか」とご主人がおっしゃって、車は曲がりくねった山道を越えて途中の側道に止まりました。側道の脇には一段低くなった平地があり、粗大ゴミなどが捨てられ荒れた感じになっていました。交通量は少ないものの数分に一度は通る車に怯えながら、全裸に縄をまとったまま車を降り、冷ややかなアスファルトの地面から初春の草の香る地面へと這って進んで行きました、
「そうだ、忘れ物がある……」
ご主人が引き縄を再び車の方に向けられ、トランクを開けるとそこには手枷足枷で自由を奪われた奥様がおられました。
夕方から深夜まで私はこの車でご主人と変態行為を繰り返しながらも、全く奥様の存在に気づかなかった事に焦りを感じ、またこのご夫妻の冷酷で容赦のない行為に圧倒され、少し身体が震えました。
調教は日曜日が多い。私は前日から全身の体毛を奇麗に剃り上げ、調教を受ける準備をする。お気に入りの時間が過ぎる。
始発に近い早朝の電車に乗ってA夫妻の家に向かう。玄関では奥様が迎えてくれる。ご主人が起きてくるまでの準備が大急ぎで進んで行く。奥様が朝食の準備をしている間に私は特大のアナルプラグの挿入をする。大きなプラグを飲み込むのに三十分はかかってしまう。奥様はすでに私と同じプラグをはめている。奥様とお揃いの首輪をしたら準備は完了。
八時頃にはご主人が起きてこられるので、それまでは正座で三つ指をついて待っている。全裸に首輪とプラグ。これが正装。
しばらくするとご主人が部屋に来られる。「おはようございます」 奥様に続いて私もご挨拶をする。ご主人は2人のリードを引いてお風呂場に向かう。朝一番のオシッコを奥様に飲ませるために……。
奥様が大きな口を開けて、勢いよく出るご褒美をいただいている間、私は洗面器でおこぼれを受けている。最後におこぼれを私が残さずいただく。一滴も残さず二人で処理する。
朝一番のイベントが終わると、ご主人の朝食を配膳する。私は四つん這いになり、背中にガラス板を背負いテーブルになる。
奥様が用意した朝食をテーブルに配膳し、朝食の時間が始まる。ご主人の朝食の間、奥様はご主人のものを奇麗に舐め清め続ける。私はテーブルとして必死で体勢を維持する事に集中する。私の体のピアスには、もう何ヶ月も前に装着したままの大型の南京錠と錘がぶら下がっている(結局、南京錠のカギは預けたままになっている)。
食事が終わると、奥様の調教の時間が始まる。私は食事の片付けを済ませると、後ろ手に縛られて、リードを天井につながれた。少し首吊りのような姿勢になった。南京錠の重さがずしりとラヴィアに響く。
昼食の時間までタップリと奥様の調教が続いた。私は足を閉じて南京錠を挟み込み、ラヴィアへの負担を和らげながら目の前の壮絶な非日常をうっとりと眺めていた。
私に付けた南京錠の鍵はA夫妻に預けている。
A夫妻の関係の邪魔をしない為にも、私という存在は奥様の配下とする事を決めた。
私はご主人と直接接する事は中止した。奥様のものとなる事で自分の居場所を見つけた。
私はレズビアンではない。しかしMである以上、完全な服従を誓った。A夫妻のプレイ準備、プレイ後の掃除と器具の手入れなども私の仕事である。
奥様が考え出す残酷な苛めも受ける。数名のSM仲間が集まる場にも全頭マスクで駆り出された。見知らぬ男性の前で身体の奥までがさらけだされて自由にされる。新しい感覚だった。せめてもの救いはマスクで視界がない事だった。最後のプライバシーは守られていた。
他府県へ遠出して、深夜のコンビニへオムツ姿のまま買い物にも行かされた。オムツには、我慢しきれずに漏らした汚物がたっぷりと染み込んだままだった。
レジの男性店員の表情を見る余裕はなかった。ただ命令通り、パンティをレジに差し出した。
奥様の発想は同姓のせいもあり、厳しいものが多いが、これまでなら拒んでいたものも、今は自分を見つけ出す為にも全てを受け入れて挑戦している。
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